「建売住宅の床、なんかイマイチ…」そう感じていませんか?
せっかくのマイホームなのに、床がどこか味気なくて、インテリアをどう頑張ってもおしゃれにならない。
建売住宅を購入した私も、床の雰囲気に悩んでいました。
「どうしてもっと自分好みにできないんだろう…」と諦めかけていましたが、
思い切ってフロアタイルをDIYで敷いてみることに。
結果、床を変えるだけで、驚くほどお部屋の印象が変わりました!
床は毎日目に入るだけじゃなく、足元から空間全体の雰囲気を作る大切な要素。
床が変われば、お部屋はもっとおしゃれに、居心地の良い空間へと生まれ変わります。
フロアタイルは、工具が少なくても手軽に始められ、DIY初心者でも簡単に敷ける便利なアイテムです。
しかも、敷くだけなので賃貸や建売住宅でも原状回復ができて、気軽に挑戦できます。
この記事では、建売住宅の床を自分らしくアレンジしたい方へ、フロアタイルの選び方から実際の施工手順まで、詳しく丁寧にご紹介します。
さらに、今回は、サンゲツのフロアタイルをDIYで敷いてみたので、実例としてレビューします!
フロアタイルの魅力と基礎知識
フロアタイルとは?
フロアタイルは、手軽で頑丈、さらにおしゃれ!
フロアタイルは塩ビ素材の床材で、まるで本物の石のようなリアルな質感が特徴。
クッションフロアより硬い素材で耐久性に優れています。置くだけで簡単な施工の気軽さとメンテナンス性が特徴です。
自分で簡単に床に敷くだけで、お部屋をおしゃれに変えることができる床材です。
フロアタイルのメリット
- デザインが豊富:フロアタイルには、石目調や大理石風など、たくさんのデザインがあります。どんなインテリアにも合わせやすく、自分の好みに合わせて選べるのが魅力です。
- 耐久性が高い:フロアタイルはとても丈夫で、傷がつきにくいので、ペットや子どもがいる家庭でも安心して使えます。しかも、汚れたら簡単に拭き取れるのでお手入れも簡単です。
- 価格が手頃:フロアタイルは本物の木や石に比べて安く、しかも取り替えやすいので、気軽にリフォームができるのがポイントです。
フロアタイルを使えば、自分の好きなデザインで床を飾り、おしゃれな空間を簡単に作れます。難しい工具やプロの助けを借りることなく、DIYで気軽に挑戦できるのが最大の魅力です!
クッションフロアとフロアタイルの特徴
クッションフロアとフロアタイル、どっちがいいんだろう…と悩みますよね!
それぞれの特徴が少し違うので、使う目的や場所によって選ぶと良いです。
- クッションフロア:柔らかくて、歩いたときに足に優しいのが特徴です。お風呂やキッチンなど水が使われる場所にも向いています。
- メリット: 足が冷たくなりにくい、滑りにくい、簡単に掃除できる。
- デメリット: 重い家具を置くと跡がつきやすい、細かい傷がつきやすい。
- フロアタイル:見た目は木や石のようでおしゃれですが、クッションフロアよりも硬いです。リビングや寝室など、落ち着いた場所にぴったりです。
- メリット: 本物の木や石のようなリアルな見た目、傷つきにくい、長持ちする。
- デメリット: 足が冷たく感じることがある、少し重たいので施工にコツがいることも。
クッションフロアは柔らかくて水に強いのでキッチンやお風呂に、フロアタイルはおしゃれで丈夫だからリビングや寝室におすすめです。
フロアタイルの選び方
フロアタイルを選ぶときは、デザイン、耐久性、そして設置場所に合ったものを選ぶのが大事です。
フロアタイルには、大理石調や石目調など、いろんなデザインがあります。自分の部屋に合ったデザインを選ぶと、部屋が一気におしゃれになります。でも、デザインだけで選ぶのはNG。タイルの耐久性や設置場所の環境も考えないと、せっかくのタイルがすぐに傷んでしまうことがあります。
たとえば、湿気が多い場所や水を使う場所なら、防水性のあるタイルを選ぶのがベストです。また、たくさん人が通る廊下やリビングでは、傷がつきにくく、丈夫なものを選びましょう。
サンゲツのストーン調フロアタイル「ワイドモルタル1037-A」
今回使用したのは、サンゲツのフロアタイルです。
石目調のリアルな質感と色の濃淡によるムラ感が、お部屋をグレードアップしてくれそうだったのでこちらに決めました。
- 品番: IS-1037-A(現在はIS-2073-Aとして販売されています)
- サイズ: 914.4mm × 914.4mm × 2.5mm
- 特徴:
- ストーン調のデザインで、モルタルの質感を再現。
- 色変化や濃淡差があり、自然な風合いを持っています。
DIY前に準備すること
サンプルを請求する
サンプル販売をしているショップもあるので、購入してみました。
サンプル請求は、フロアタイルを選ぶ際におすすめです。実物のサンプルを確認することで、写真だけではわからない色や質感、手触りを体験でき、後悔のない選択ができるからです。
フロアタイルの見た目や感触は、写真や画面上で見るのと実際のものとでは大きく異なることも。たとえば、家の照明や窓からの光の当たり具合によって、同じタイルでも色が変わって見えることがあります。また、手触りや厚みも、ネットの画像や説明文では伝わりにくいポイントです。
写真だけでは分からない部分が多いので、実物のサンプルを請求してみてから決めると安心です。
必要なアイテムを準備する
フロアタイルをうまく敷くには、正確に測ったり、まっすぐ切ったりすることが大事です。特に床の大きさや形に合わせてタイルを切る際、適切な道具がないと作業が難しくなり、タイルがずれてしまったり、きれいに貼れなかったりする可能性があります。
必要なアイテム一覧
- カッター: タイルを正確に切るために必要です。大きくてよく切れるカッターがオススメです。
- 定規: タイルを真っ直ぐに切るために使います。金属製の定規が便利です。
- メジャー: 床のサイズを測って、タイルをどのように並べるか計画するために使います。
- 両面テープ: タイルをしっかり固定したい場合に必要です。置くだけでそんなにズレることもないので、使わなくてもOK。
フロアタイルDIYの具体的なステップ
フロアタイルの購入&開封
今回フロアタイルを敷いた部屋の大きさは6畳。
サンゲツのフロアタイルのサイズは1枚が91cm×91cmなので、12枚必要になります。
このフロアタイルですが、5枚入りで1セットとして販売されているので、3セット購入。
(3枚余りましたが、余った分はクローゼットに敷きました。)
いざ届いてみると、段ボールに入ったフロアタイルはかなり重い…!
玄関で開封して、1枚ずつ2階へ運びました。
凸凹面の切り取り方
床には、壁の端やドアの枠など形がまっすぐでない部分があります。こういった凸凹面をきれいに仕上げるためには、正確なサイズを測り、ぴったり合うようにタイルを切ることが大切です。これにより、見た目がきれいになるだけでなく、タイルがずれにくくなり、しっかりと床にフィットします。
凸凹面を切り取るためのステップ
- 測る: 凸凹の部分の長さや幅を正確に測ります。
- 印をつける: タイルに鉛筆などで切る線を引きます。
- 切る: カッターでゆっくりと切り取ります。
- 合わせる: 一度置いてみて、ぴったり合うか確認します。少しずれていたら、微調整しましょう。
凸凹面を切り取るのは少し手間がかかりますが、正確に作業すれば美しい仕上がりになります。焦らず慎重にやっていけば、ピッタリと合った床を作れますよ!
部屋のゆがみへの対処法
きれいに並べていったつもりが、途中でタイルがまっすぐハマらない…
という事態が!これは、部屋自体がきっちりとした長方形になっておらず、微妙にゆがんでいるから。
どんな部屋でも多少のゆがみはあると思います。
そんな時は、タイルを壁に沿わせて当てて、すでに敷いてあるタイルを上に被せます。
重なったところをカッターでカットしましょう。
これでぴったりサイズではめることができます!
所要時間
6畳の部屋にフロアタイルを敷くのにかかった時間は、家具を動かしながら、掃除をしながらで6時間くらいでした。
部屋の大きさと準備次第ですが、一般的なリビングなら1日あれば終わると思います。
家具を動かしつつだと意外と時間がかかるので、床に何もない状態にして始めるとスムーズです。
実際に使用した感想と満足感
敷き終わったアフターがこちら。
実際にフロアタイルを使ってみた結果、大満足です。本物の石に似た質感がおしゃれで、簡単に部屋の雰囲気を変えることができました。
耐久性もあるので、物を落としても凹んだり傷ついたりすることはほぼありません。
フロアタイルを置くだけで、部屋がまるで新しくなったかのような感覚になりました。
フロアタイルを使うと、見た目が良くなり、掃除や手入れが簡単になるので、毎日の生活が快適になります。長く使える素材なので、DIY初心者でも安心して挑戦できますよ!
まとめ|サンゲツフロアタイルの置くだけDIY
フロアタイルを置くだけで、見た目の良さ、メンテナンスの簡単さ、耐久性の高さなど、さまざまなメリットを得られます。
- フロアタイルは本物の木や石に見えるリアルなデザインが多く、部屋を簡単におしゃれにできる。
- 掃除がしやすく、汚れや傷がつきにくい素材でできているので、長く使える。
- 取り替えが必要なときも部分的に交換できるため経済的。
- 家具の重さや日常の使用に耐える頑丈さがあるので、フローリングよりも安心して使える。
フロアタイルで、デザイン性、機能性、耐久性のすべてを兼ね備えた床が手に入り、生活がより快適に。
置くだけの簡単なDIYなので、床の雰囲気が気に入らないと悩んでいる方へおすすめします!